Googleドキュメントの音声入力とは
Googleドキュメントで「ツール」→「音声入力」を選ぶとマイクのボタンが表示されるので、クリックして話します。Googleのヘルプによると、最新版のChrome、Edge、Safariで使え、Googleドキュメントのほか、Googleスライドのスピーカーノートやキャプションにも入力できます。ヒンディー語、日本語、ロシア語、スペイン語など、多くの言語に対応しています。
注意点は2つです。1つは、入力先がドキュメントとスライドに限られること。もう1つは、句読点や編集の音声コマンドが「available only in English」(英語のみ)で、アカウントとドキュメントの言語がどちらも英語でないと使えないことです。英語以外の言語では、句読点が「might not be available」(使えない場合がある)とGoogleも書いています。(Googleドキュメント エディタ ヘルプ、2026年10月23日に確認。)
VoiceKeyboardはここが違う
- Windowsのどのウィンドウにも入力できる。Ctrl+1を押すと、カーソルのある場所に文字が入ります。Word、Outlook、ブラウザーのGmail、Telegram、Slack、Notion、VS Code、ChatGPTの入力欄など、もちろんGoogleドキュメントでも使えます。
- Googleのエンジンも無料で使える。VoiceKeyboardのGoogleエンジンは、パソコンにあるGoogle Chromeを通して音声を受け取り、Googleの音声認識に送ります。Chromeのインストールが必要で、一度に認識できる言語は1つだけです。
- オフラインのエンジンもある。Whisper、Parakeet v3、Vosk、GigaAM v3、T-oneはパソコン上で動くので、音声が外に出ることはなく、ネット接続も要りません。
- 音声コマンドは5言語。Proでは、句読点、改行、Enter、Tabの音声コマンドを、英語、スペイン語、ロシア語、日本語、ヒンディー語で使えます。エンジンは問いません。自分用の語句も追加できます。
- 言語を自動で判定。Soniox(Pro)は話している言語を聞き分け、文の途中で切り替わってもついていきます。Whisperはフレーズごとに判定します。
- 録音もテキストに。FILESでは、音声・動画ファイルやYouTubeのリンクをテキストファイルにできます。
比較表
| Googleドキュメントの音声入力 | VoiceKeyboard | |
|---|---|---|
| テキストの入力先 | Googleドキュメント、スライドのスピーカーノートとキャプション | Windowsのどのアプリでも |
| インストール | 不要(ブラウザーで使う) | Windowsアプリ |
| 料金 | Googleドキュメントに付属 | Freeは1日2,000語、Proは月額$14.99(年払いなら月あたり$9.99) |
| 音声コマンド | 英語のみ | 5言語(Pro) |
| ネットなしで使える | 記載なし | オフラインモデルなら |
| 言語を自動で判定 | 記載なし | Soniox、Whisper、Parakeet v3 |
| 録音と動画リンクをテキストに | なし | あり |
| Mac、スマホ、Chromebook | 対応ブラウザーがあれば使える | Windowsのみ |
Googleドキュメントの音声入力で十分なケース
- 文章はいつもGoogleドキュメントで書いていて、音声入力もそこでしか使わない。
- 英語で音声入力していて、「select paragraph」や「delete」のような声での編集を気に入っている。
- VoiceKeyboardが動かないMacやChromebookを使っている。
VoiceKeyboardが向いているケース
- 文書だけでなく、どのソフトでも音声入力したい。
- スペイン語、ロシア語、日本語、ヒンディー語で入力していて、句読点や改行も声で入れたい。
- ネットなしで音声入力したい。または、音声をパソコンの外に出したくない。
いつものアプリで試す
VoiceKeyboardをインストールしたら、ONLINE側でGoogleを選び、いちばんよく使うアプリにカーソルを置いてCtrl+1を押してみてください。文字が思わぬ場所に入ったときは、テキストが入る場所で原因を確認できます。コマンドの一覧は音声コマンド、エンジンの比較はオンラインとローカルのエンジンをご覧ください。