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音声コマンド:句読点、改行、自分用のフレーズ

音声入力中に「読点」と言えば「、」が入り、フレーズの最後に「改行」と言えば改行されます。音声コマンドはProの機能で、SETUP → コマンドでオンにするまではオフです。

音声コマンドでできること

音声コマンドは、VoiceKeyboardが文字として入力しない言葉や短いフレーズです。代わりに記号(読点、句点、疑問符、かぎかっこ、丸かっこ)が入るか、キー(改行、新しい段落、送信)が押されます。どの認識エンジンでも使えます。

「ありがとう読点またね改行」と言うと、「ありがとう、またね」と入力されて改行されます。

オンにする

  1. SETUPを開き、「コマンド」のページに進みます。
  2. 「音声コマンド」のプレートの右上にあるオンにチェックを入れます。インストール直後はオフです。
  3. いつもどおり音声入力します。変更はすぐに反映されます。

音声コマンドはProの機能です。無料版でチェックを入れると「音声コマンドは Pro の機能です。」という案内が開き、チェックは外れたままです。Proが終わるとコマンドは働かなくなり、チェックも外れた表示になります。詳しくは無料版とProをご覧ください。

どの言語のコマンドが使えるか

組み込みコマンドがあるのは、日本語、英語、ロシア語、スペイン語、ヒンディー語の5言語です。使えるのは音声入力の言語、つまりLANGUAGESの行で点灯しているキーの言語のコマンドです。日本語で音声入力しているときは「読点」で「、」が入り、英語の「comma」はそのまま言葉として入力されます。AUTOのときは「私の言語」に入っているすべての言語のコマンドが使えます。組み込みコマンドがない言語(たとえばドイツ語)では、自分で追加したコマンドだけが働きます。

「コマンド」ページの一覧には、組み込みコマンドと自分用のコマンドが並びます。一覧の上の「組み込みコマンドの言語」は、どの言語の組み込みコマンドを表示するかを選ぶものです。最初は音声入力の言語になっていて(その言語に組み込みコマンドがないときは表示言語、それもなければ英語)、切り替えると他の言語のコマンドを確認・設定できます。音声入力中にどのコマンドが働くかは変わりません。「すべて」「組み込み」「自分用」のボタンで一覧を絞り込めます。

各行には個別のスイッチ、言う言葉(別の言い方は灰色)、入力されるものがあります。日本語のコマンドは次のとおりです。

言う言葉入力されるもの
改行、かいぎょう、次の行改行(Shift+Enter)
新しい段落、段落を変える空行(Shift+Enterを2回)
読点、とうてん、
句点、くてん。
疑問符、クエスチョンマーク、はてなマーク?
感嘆符、びっくりマーク、エクスクラメーションマーク!
コロン:
セミコロン;(オンにするまでオフ)
かぎかっこ、かぎかっこ開き / かぎかっこ閉じ、かぎかっことじ「 と 」
丸かっこ、丸かっこ開き / 丸かっこ閉じ、丸かっことじ( と )
メッセージを送信、エンターキーEnter(オンにするまでオフ)
タブキーTab(オンにするまでオフ)
一語削除、単語を削除最後の1語を削除(オンにするまでオフ)

日本語には単語の間にスペースがないので、日本語のコマンドは文中のどこにあっても見つかります。そのため組み込みコマンドには、ふつうの言葉の中に紛れやすい「まる」「てん」「かっこ」は入っていません。重なるコマンドがあるときは、長いほうのフレーズが優先されます。オフにしたコマンドは、そのフレーズ全体がそのまま文字として入力され、中に含まれる短いコマンドに取られることはありません。

記号はどこでも、キーは最後だけ

「コマンド」ページには、記号はフレーズのどこでも、キーはフレーズの最後でだけ使える、と書かれています。フレーズとは、話して間を置いたときにエンジンが確定させるひとまとまりです。

  • 記号。「りんご読点みかん読点バナナ句点」は「りんご、みかん、バナナ。」と入力されます。記号は、エンジンがその言葉のまわりに付けた句読点と置き換わり、前の言葉に付きます(開きかっこは次の言葉に付きます)。
  • キー。「また明日改行」は「また明日」と入力されて改行され、後ろに句点は付きません。「改行してください」はコマンドが最後にないので、「改行してください。」と文字のまま入力されます。

キーが押されるのはフレーズが確定したときだけで、エンジンがまだ書き換えている途中では押されません。そのため改行やEnterが誤って押されることはありません。確定するまでは、フレーズの最後でキーのコマンドになりそうな言葉は入力を保留します。

「文字通り」でコマンドを取り消す

コマンドの直前に「文字通り」と言うと、コマンドの言葉そのものが入力されます。「文字通り読点と書いてください」は「読点と書いてください。」になります。キーのコマンドの前でも使えます。「文字通り改行」なら「改行」という文字が入ります。

この設定は「コマンド」ページの「聞き取り方」にあり、最初からオンです。その行の「詳しく」のリンクでこのページが開きます。どの言語で音声入力していても、ほかの言語の言葉も使えます:literally、буквально、literalmente、शब्दशः。オフにすると「文字通り」はふつうの言葉として入力され、その後のコマンドはそのまま働きます。オフにしたコマンドの前の「文字通り」も、ふつうの言葉として入力されます。

キーは単独で言ったときだけ

同じく「聞き取り方」にあるこの設定は、最初はオフです。オンにすると、キーのコマンド(改行、新しい段落、送信、Tab、1語削除)はそれだけでひとつのフレーズになっているときにしか働きません。間を置いて「改行」と言い、また間を置きます。「こんにちは改行」は文字のまま入力され、間を置いた「改行」で改行します。記号には影響しません。

文の終わりがコマンドと同じ言葉になることがあるなら、オンにしてください。オフのままだと「答えは次の行」は、最後の「次の行」がコマンドなので改行になります。

改行では送信されず、「送信」で送信される

「改行」と「新しい段落」はShift+Enterを押します(新しい段落は2回)。そのためチャットでメッセージが送信されません。Enterを押すのは送信のコマンドだけです。これはオンにするまでオフです。一覧で「メッセージを送信」を探し、その行のスイッチを入れてください。それ以降は、フレーズの最後の「メッセージを送信」でEnterが押されます。

自分用のコマンドを追加する

一覧の下の行で追加します:言う言葉 → 種類 → 入力するテキスト → 追加(Enterでも追加できます)。種類はテキスト、改行、新しい段落、送信 (Enter)、Tab、1 語削除です。「入力するテキスト」の欄はテキストのときだけ使い、ほかの種類はそれぞれのキーを押します。

  • 「メールアドレス」→ テキスト → hanako@example.com
  • 「署名」→ テキスト →「山田花子」

同じ意味の言い方がいくつかあるときは、ひとつの欄に読点かコンマで区切って書きます:「メールアドレス、メアド」。追加したコマンドは、どの音声入力の言語でも働きます。その行には「全言語」のタグと「自分用」が表示され、個別のスイッチと削除用の✕があります。テキストのコマンドは記号と同じくフレーズのどこでも、キーの種類は最後だけで働きます。同じ長さなら、組み込みより自分用のフレーズが優先されます。

日本語のフレーズは文中のどこでも見つかるので、ふつうの言葉の一部にならない言い方を選んでください。たとえば「メール」だけにすると、「メールを送ります」の「メール」もアドレスに置き換わります。

試してみる

話すとおりにフレーズを入力すると、下の欄に実際に入力される内容が表示されます。最後には句点が付き、キーは記号で示されます(↵ 改行、⏎ Enter、⇥ Tab、⌫ 1語削除)。

バージョン1.0.3以降の「試してみる」は、音声入力とまったく同じコマンドを使います。音声入力の言語のコマンド、AUTOのときは「私の言語」と音声入力の言語のコマンドです。一覧の上の言語の選択は影響せず、例のフレーズも音声入力の言語で表示されます。フレーズが何もしない可能性があるときは、結果の下に注意が出ます。

  • コマンドがオフのとき。結果が薄く表示され、オンにしたときに入力される内容がわかります。注意は「コマンドはオフです。上部でオンにすると、このようになります。」です。
  • 言葉がほかの言語のコマンドのとき。注意には、いま使われる言語とその言語の言葉が出ます。たとえば「現在使われるのは音声入力の言語(日本語)のコマンドです。「読点」と言ってください。」です。AUTOのときはあなたの言語が並び、組み込みコマンドがない言語では独自のコマンドの追加をすすめます。

1.0.3より前の「試してみる」は、一覧の上で選んだ言語を使い、コマンドがオフでも結果を表示していました。

コマンドが働かないとき

  • 何も起きず、コマンドが文字のまま入力される。「コマンド」ページの上の「オン」にチェックがあるか、Proを使っているか(無料版ではチェックが残りません)、コマンドと同じ言語で音声入力しているか(英語で音声入力中は日本語のコマンドは働きません)、一覧でそのコマンド自体のスイッチが入っているか(セミコロン、送信、Tab、1語削除は最初オフです)を確認してください。
  • 原因がわからない。「試してみる」にフレーズを入力してください(バージョン1.0.3以降)。音声入力と同じコマンドを使い、コマンドがオフなのか、言葉がほかの言語のものなのか、代わりに何と言えばよいかを結果の下の注意が教えてくれます。
  • キーが文字のまま入力される。フレーズの途中で言った(キーは最後だけ)、または「キーは単独で言ったときだけ」がオンで、その前に間がなかった、のどちらかです。
  • 「読点」という文字が入り、「文字通り」が消える。コマンドの直前で「文字通り」と認識されました。意図していないなら、「文字通り」でコマンドを取り消す、をオフにしてください。

SETUPのほかのページはSETUP:すべての設定をひとつの場所でで説明しています。