公平に比較

OtterとVoiceKeyboardの比較

OtterもVoiceKeyboardも話した言葉をテキストにしますが、得意な場面が違います。Otterは会議に参加して、議事メモと要約を作ります。VoiceKeyboardは、話した言葉をWindowsのどのアプリにも入力し、録音や動画をパソコン上でテキストにします。

VoiceKeyboardのクレジットゲージのクローズアップ。黒い枠の中に緑の光で満たされたガラス管があり、その下にオレンジのランプが2つ光っている。

Otterとは

Otterは、AIを使った会議アシスタントです。AI Meeting AgentがZoom、Microsoft Teams、Google Meetの会議に参加し、話者を識別しながらリアルタイムで文字起こしをして、アクションアイテム付きの要約を作ります。音声・動画ファイルの取り込みにも対応しています。Web版、モバイルアプリ、デスクトップアプリがあり、Windows版もあります。文字起こしの対応言語は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、中国語です。

無料のBasicプランでは、文字起こしは月300分、1回の会話につき30分までで、音声・動画ファイルの取り込みはアカウント全体で通算3回までです。Proは月額$16.99(年払いなら月あたり$8.33)、Businessは$30(年払いなら$19.99)です。(2026年10月23日にotter.ai/pricingで確認。価格は1ユーザーあたりで、変わることがあります。)

VoiceKeyboardはここが違う

開始前の FILES 画面: 左に FILE を選んだ SOURCE & OUTPUT、SOURCE に録音ファイルと参照ボタン(枠 1)、その下に保存先の .txt、LOCAL MODEL Large v3 Turbo、LANGUAGE。右に開始ボタン(枠 2)と空の TRANSCRIPT。
FILES 1 ファイルと参照、2 開始。その間に保存先、モデル、言語があります。
  • ほかのアプリに直接入力できる。VoiceKeyboardのメインの機能は音声入力です。Ctrl+1を押すと、話した言葉が、メールからコードエディターまで、Windowsのどのソフトにも入力されます。Otterのページで紹介されているのは会議のメモで、ほかのアプリへの入力ではありません。
  • ファイルはパソコン上で文字起こし。FILES画面では、手元のパソコンでWhisperが動きます。録音をどこかにアップロードする必要はなく、月ごとの分数の上限もありません。
  • 動画リンクにも対応。YouTubeのリンクや公開されているInstagramリールを貼れば、テキストにできます。音声をダウンロードして、パソコン上で認識します。
  • 無料枠は毎日リセット。1日にファイル1件とリンク1件(どちらも60分まで)、音声入力は2,000語まで使えます。通算の回数制限のように、使い切ったら終わりという枠はありません。
  • 対応言語が多い。ファイルの文字起こしでは、Whisperが約99言語を聞き取ります。ヒンディー語、ロシア語、ポルトガル語、ウクライナ語にも対応しています。
  • 話者の区別と要約はなし。VoiceKeyboardが書き出すのはプレーンなテキストで、Proならタイムスタンプが付きます。要約がほしいときは、.txtをAIチャットに渡してください。

比較表

OtterVoiceKeyboard
主な役割会議のメモと要約どのアプリにも音声入力、ファイルのテキスト化
Zoom、Teams、Meetに参加 する しない
ほかのアプリに入力記載なし できる
無料プラン月300分、1会話30分まで、ファイル取り込みは通算3回ファイル1件とリンク1件が1日の枠(各60分まで)、音声入力は1日2,000語
有料プラン月額$16.99、年払いなら月あたり$8.33月額$14.99、年払いなら月あたり$9.99
手元のパソコンで認識記載なし できる(Whisperと、ほかのオフラインモデル4つ)
動画リンク(YouTubeなど)記載なし 対応
話者の識別 あり なし
AIによる要約 あり なし
文字起こしの言語6ファイルは約99、音声入力は58から選択
タイムスタンプ あり Proで可能
対応環境Web、モバイル、WindowsとMacのアプリWindows 10と11

Otterが向いているケース

  • 文字起こしするのはほとんどが会議で、会議に参加して録音し、メモを送ってくれるボットがほしい。
  • 誰が何を言ったかを残したい。編集した文字起こしをチームで共有したい。
  • スマホ、Mac、Webを行き来しながら使う。

VoiceKeyboardが向いているケース

  • メール、文書、AIへのプロンプト、メモを、どのソフトでも声で書きたい。
  • 講義やインタビュー、動画をよく文字起こしするので、月ごとの分数制限やアップロードは避けたい。
  • 録音をパソコンの外に出したくない。
  • 使いたい言語がOtterの6言語に入っていない。

両方を使い分ける

チームの会議にはOtter、それ以外はVoiceKeyboardと使い分ける人もいます。まずはVoiceKeyboardをインストールして、録音を1つFILESにドラッグしてみてください。手順は音声・動画ファイルをパソコンだけで文字起こしする方法にあります。講義の場合は、講義の文字起こしで勉強する方法をご覧ください。

日本語表示のVoiceKeyboardの画面。真空管とカウンターのあるPOWERパネル、ONLINE/LOCALスイッチと言語キーのある認識パネル、ライブ文字起こしの画面が並んでいる。